住商セメント株式会社 採用サイト

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篠崎 信弥篠崎 信弥

過去が、今をつくる。

海外部
営業

篠崎 信弥

2013年入社
商学部卒

篠崎 信弥
入社のきっかけは?

海外と関わる仕事やスケールの大きな仕事に興味がありました。

高校まではラグビー一筋。大学でも地域のクラブチームに入って活動を続けていました。また、大学時代の留学先に選んだのも、ラグビーが盛んなニュージーランド。そこで上海出身の親友ができ、勢いでもう一年大学を休学し、中国へも留学した事で 、その頃からアジアのエネルギッシュな雰囲気や海外に関わる仕事に興味が出始めました。就職活動では、スケールの大きさに惹かれ、重電系のグローバル企業を最初に志望しました。そこから徐々に素材を扱う専門商社なども見ていくようになり、当社を知ることになったのです。貿易に携わることができそうだし、大型の建設物にもいずれ関わることができそうだと思いました。自分のキャリアを振り返ると、想像していた以上にこの二つの希望は叶いつつあると思います。

最初の壁は?

東京支店デリバリー室からスタート。大型の建設現場を数多く経験しました。

住商セメントでのキャリアは、東京支店デリバリー室からスタート。生コンクリートを現場に納入するデリバリーとして、先輩に助けられながら経験を積み、数年経った頃には、入社前に期待していた大きな建設現場を徐々に任されるようになっていきました。銀座の話題の商業施設や日本橋の老舗百貨店の新館、竹芝や虎ノ門の再開発など、規模も金額も大きな現場ばかり。建物の土台となる部分に使う生コンクリート(基礎コンクリート)を大量に手配した際は、納入当日の終盤に、材料のセメントが足りなくなり、セメントの手配もして間に合わせたこともありました。色々と苦労する事が多かったですが、どっぷり10年間。現場で鍛え上げられました。

篠崎 信弥
篠崎 信弥
現在の仕事は?

住商セメントが世界で戦うための可能性を探り、土台を築いています。

2022年、社長から直接、「もう一度、英語を勉強する気はあるか?」という一言とともに海外部への異動が決定。入社10年目を境に仕事内容がガラリと変わりました。ちなみに、異動した当初は、東南アジアの鉱物資源が採れない国や地域に向け、セメント等の原材料などを輸出する業務が中心でしたが、最近では新規商材、サプライヤー、販売先の開拓など、住商セメントのこれからの海外取引の可能性を探っています。国際的な業界カンファレンスへの参加など、海外出張の機会も多く、新しい技術や様々な人たちとのネットワークを広げている真っ最中。当社がこれから世界で戦っていく上での土台を築く仕事に挑戦しています。

仕事のやりがいは?

答えが無限にある難問への取り組みは、大変でもあり、面白くもあります。

世界を見渡せば、人口増加とともに経済も発展し続け、鉄やセメントといった建設資材の需要も増える一方です。しかし、同時にこれまで鉄やセメントを輸入に頼っていた国々も工業化が進み、自国で製造できるようになってきています。こうした状況の中、日本ならではの、住商セメントならではの価値をどう創出し、高めていけるかが今後の課題と考えています。この答えが無限にある難問に取り組む日々は大変でもあり、面白くもあります。

篠崎 信弥
篠崎 信弥
ターニングポイントは?

現場での10年間があったからこそ、海外との仕事もできています。

今、振り返ると、入社から10年間、国内の建設現場でデリバリーや営業の業務を経験したことが本当に役に立っています。日本でも、世界でも、ものづくりの現場で戦うには、現場のことを知っておかなければなりません。その点、私にとってのターニングポイントは建設現場向け生コンクリートの担当として鍛えられた日々だったと思います。生コンクリート工場や建設現場の方々が抱える課題や問題点、セメント関連製品の知識について学べたことが大きかったですね、まさに、過去が、今の自分をつくっていると言っても過言ではありません。海外部の仕事に興味のある学生も、ぜひ最初は、私たちの国内ビジネスの基礎を学ぶことをお勧めします。

会社の好きな所と今後の目標は?

真面目に頑張っていれば、お客様もしっかり見てくれている職場です。

世界中の国々でセメントやコンクリートはなくてはならない存在です。そうした社会を支えるインフラに携われることも、住商セメントで働く魅力の一つだと思います。また、この仕事は入社当初は思うように仕事ができなくても、目の前の課題に真摯に対応していれば、お客様や工場の方々がしっかり見てくれていて、その後の仕事や自身の成長につながっていきます。当社には、真面目な人が多いですし、誠実な人、前向きにコツコツと努力できる人には向いている職場だと思います。最後に私自身の目標は、住商セメントの海外事業をもっと大きくすること。世界を相手に、前向きに、新しいビジネスを創っていきたいと考えています。

篠崎 信弥